からほり新聞 第29号

からほり新聞 第29号

2014年(平成26年)3月25日発行


からほり新聞29-01

お店が減ってしまった原因はどういうところにあると思いますか 後継者がいないのが各お店の悩みだと思います。豆腐屋さんは上から下まで(からほりどーり、はいからほり、からほり商店街まで三つの商店街)合わせて昔は5~6軒もあった。それぞれがちゃんと商売をやっていけていた。自分たちがやっていたころに比べて売り上げが減り、子どもたちに店をやらせたいと思わなくなってしまった。私はここの二代目です。二十年ほど前は親父とおふくろと従業員が二人いたが、今は夫婦だけでやっていけます。肉屋さんは谷町筋から東には二軒あるが、今、西側にはなくなった。そういえば瀬戸物屋さんも全てなくなりましたね。後継者がいないお店は大変です。
(からほり新聞 第29号 「人通りを取り戻すために」聞き手 河野いづみ)

からほり新聞29-03

私は自宅で死を迎えるのは難しいかもしれないけれど頑張ってみたいのです。なぜなら、慣れた環境で親しい友人にお別れをして行きたい。親世代がどう生きたか知らない子供たちが今は家族葬というので、誰にも知らせずお葬式をしてしまっています。今まで、近親者だけでいいやと思っていましたが、話を聞いて少し心変わりしました。最後まで命を生きることは別れもしっかりとしていくことではないでしょうか。それが命を繋いでいくことになるのではないかと思ったのです。どう生きたか友人が語ってくれますし、目にすることは考えるきっかけを生むでしょう。
(からほり新聞 第29号 「一人で死ぬということ」高齢者外出介助の会事務局長 永井佳子)

からほり新聞29-02

さろんの隣の建物はもともとお豆腐屋さんでした。この家を改装するのに、一階のフロア部分を壊したら、下から井戸が三カ所も出てきたそうで、作業の人たちが井戸を覗き込んでいました。その後ミキサー車が来てその日のうちに埋められてしまいました。水質はわかりませんが、綺麗な水がホースから溢れてきていたので残念です。なぜ三カ所もあったのかは不明。お豆腐作りの商売に関係あるのでしょうか。
(からほり新聞 第29号 「井戸が現れました!」)

からほり新聞29-04

からほり新聞 第29号

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■ 発行/「からほり新聞」制作チーム(「非営利活動法人 高齢者介助の会」内)

特定非営利活動法人 高齢者外出介助の会 とは?

◆お年寄りの皆さんにより楽しく充実した日常生活を過ごして頂くために活動しています。

  • 外出介助(買い物、墓参り、通院など)
  • 暮らしサポーター(買い物、薬の受取、入院時支援など)
  • 車椅子貸し出し(お気軽にご利用ください)
  • 生きがい作り講座(童謡・唱歌を歌う会、布ぞうりなど)
  • ハーモニカ教室
  • 「からほり新聞」制作

◆活動に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一度、ご連絡をお願い致します。
 お待ち致しております。

所在地 : 大阪市中央区松屋町4-8メイツ松屋町1階
TEL&FAX : 06-6764-4002
Mail : odekake@helen.ocn.ne.jp

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